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『ルノワール展』へ

やっと行ってきました『ルノワール展』。会期終了間近ですが平日ということもあってか、入場待ち時間は10分ほど。


国立新美術館に来るのは実は初めて。横浜に住んでいて、しかも六本木は職場にも比較的近く、もっと早くに訪れることはできたはず。調べてみたら2007年に完成している建物ではないですか。そんなに時間が経っていたなんて…。正直、自分の出不精さ加減に、あらためて愕然としています。


さて、今日来ていたお客さんは82で(いや91かも)女性が多かったです。男性は皆、妻に連れられて来ている風な人がほとんど。私のように男一人、自らの意思で来ていそうなのは、ごく少数。ルノワール先生は圧倒的に女子に人気があるようです。


今回の展覧会は全部で103点の展示です。どの絵も柔らかく明るい色合いで心が和みます。最も幸福感満載だったのは『ピアノを弾く少女たち』、『田舎のダンス』。もちろん『ムーラン・ド・ラ・ギャレット』も。


女性を描いた作品の展示が多いこの展覧会。描かれている女性たちはみな頬紅を差したように(実際に差している人もいるでしょうが)血色が良く、ふくよかです。現代の女性が痩せ過ぎで不健康に思えてきます。


ルノワールの奥さんが長男に授乳している場面を描いた絵もありましたが、奥様もまたふくよかで、それに性格も見るからに明るそうな方。ルノワール自身、そういう女性がきっと好きだったんでしょうね。


音楽好きとしては、ワーグナーの肖像画にも興味を惹かれました。彼が亡くなる前年に描かれた絵。ワーグナー晩年の姿というと、いかにも厳格そうな顔をした例の写真が思い浮かびますが、ルノワールが描いたワーグナーは、どことなく可愛らしく優しそうに見えるから不思議です。


ところで一人で美術館にいると、他の人の会話が耳に入ってきてしまいます。その中から、いくつかピックアップしてご紹介しましょう。


(『ムーラン・ド・ラ・ギャレット』を目にして)

A男「これなあに?」

B子「お祭りよ、お祭り。ほら後ろのほう見てよ」

私「(ダンスホール兼酒場ですよ)」


(次男ジャン・ルノワールの映画のワンシーンが映し出されるのを目にして)

C子「ああ、さっきの踊りの場面を再現したビデオね~(素通り)」

私「(次男が作った映画ですよ)」


(裸婦が描かれた作品を目にして)

D子「うわ~、すごいふくよかねえ」

E男「当時はこれが美しかったんだよ」

私「(ふくよかな女性が好きな男は今でもいますよ)」


なんて感じで軽くツッコミを入れながら観ることができるのも、おひとりさま美術鑑賞の醍醐味のひとつでしょうか(笑)


正直、昔の私はルノワールの画風を特に好んではいなかったのですが、彼のある言葉を目にして以来、親近感が増していました。それはこんな言葉です。


「芸術が愛らしいものであってなぜいけないんだ。世の中は不愉快なことだらけじゃないか」


私はこのルノワールの言葉に深くうなずいてしまいました。それで彼に対する印象も少し変わっていったのです。私自身はシリアスなアートも好きなんですが、みんながシリアスな芸術を作る必要なんて、もちろんありません。そして、たしかに世の中は不愉快なことだらけです。


今回の展覧会では、ゴッホやマティス、それにピカソの作品なども一部展示されているのですが、ルノワールの作品群の中にそれらの作品が紛れ込んでいると、どこか場違いというか、「そんなに深刻にならなくても」と言いたくなってしまうんですね(もちろんシリアスな作品には、それならではの面白さがありますが)。思わずそんな気持ちにさせられるような、柔和で優しい雰囲気に包まれた展覧会です。


ルノワールの、ある種、享楽的で現世肯定的な世界観は、日々の仕事で疲れている私には、とても心地よく感じられます。それは多くの現代人に癒しを与えてくれるアートに違いありません。


会期は残り数日となりましたが、まだご覧になっていない方は是非足を運んでみてください。理屈抜きにリラックスして楽しめるハッピーな時間が過ごせるはずです。お薦めします。


by raccocin | 2016-08-16 18:29 | 映画にアートにいろいろ鑑賞

ヨコハマトリエンナーレ2014へ

ヨコハマトリエンナーレ2014(略してヨコトリ)に行ってきた。トリエンナーレ(triennale)とはイタリア語で、3年ごとに開かれる催し物のこと。ちなみに英語では何と言うのか調べてみたら、“triennial”(トライエニアル)というらしい。“tri”はもちろん「3」を意味するから、これを“bi”(「2」の意味)に変えれば、“biennale”(ビエンナーレ)となり、2年ごとに開かれる催し物の意になる。

私がこの現代アートの国際展に行ったのは、2005年が最初で最後。それ以来の訪問だから、実に9年ぶりのことになる。ほんとにご無沙汰してました。
せっかく地元横浜で、こんなに立派なアートのお祭りを開催してくれているのだから、やっぱり観ておかないと勿体ない気がする。過去2回はスルーしてしまったから反省である。今回の主会場は横浜美術館と新港ピアだが、時間もなかったので横浜美術館のほうだけ観てきた。

今回は息子と一緒に出かけた。息子を美術館に連れていくのは初めてだ。美術館の中で息子はちょこまか動き回るから大変だった。でも、これも経験。めげずに何度も連れていけば変わっていくだろう。

さて、このヨコトリ、やはり現代アートだからして、「こんなことやって何になるんだ」的な展示も多い。中にはバカバカしいものすらあるが、それも含めて楽しんでしまえばいいのだと思う。

いや、無理に楽しむ必要すらない気もする。日常的な感覚や常識と、現代アートとが接触するときに生じる違和感、疑問、軋轢。それらは、常識のぬるま湯にどっぷり浸かってふやけ切った精神と感性に乾布摩擦の刺激を与え、強制再起動を行ってくれるのかもしれない。


では、写真をいくつか撮ってきたのでご紹介。もちろん撮影が許可されたものです。
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マイケル・ランディ《アート・ビン》


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エドワード&ナンシー・キーンホルツ《ビッグ・ダブル・クロス》


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吉村益信《豚; pig' Lib;》


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家に帰ってきてから、息子に訊ねてみた。
「アートのお祭り、どうだった? また行きたい? もういい?」
「もういい」
「疲れちゃった?」
「疲れた」

でも、また行こうね。


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ちなみに、今度やるこの展覧会も必見である。

by raccocin | 2014-11-02 22:24 | 映画にアートにいろいろ鑑賞

ゴールデンウィークを振り返る スピーカー納品とかアンディ・ウォーホル展とか

このゴールデンウィークの休みは、いつものようにカレンダー通り。予想はしていたけれど、やっぱり4連休はあっという間だった。

3日はスピーカーの納品。前にも書いた、PIEGA Premium3.2である。
新品なので当たり前だが、まだまだ鳴り方が軽い。基本的には高域の純度が高い綺麗な音。低域も結構下まで伸びていると思う。ただ、中域の量感が控えめなせいか、ちょっとさっぱりし過ぎという感じがする。しかし、この辺はエージングが進めばどんどん良くなっていくだろうから、バンバンいろんな音楽をかけていこう。もう少し音がこなれてきたら、あらためて感想を書きたい。

4日はガス給湯器が壊れたので修理。3時間もかかったのでゲンナリした。しかし夜には『トランスフォーマー/リベンジ』を観て、スピーカーを強制エージング。 

5日は家でのんびりしたいと思ったのだが、鉛のように重い腰をエイヤッと持ち上げ、森美術館へ。前から絶対に行こうと思っていた『アンディ・ウォーホル展』を観るためだ。私など大して熱心なアートファンではないし、特段ポップアートが好きなわけでもないのだが、この人はやっぱりアート界のスーパースターだから是非観ておきたかったという、至極ミーハーな動機からである。

この日のお客さんは、私が普段行く美術展と比べると、若い人がとても多かった。やっぱり若い人はポップなものが好きなのだろうか。それと外国人、というか白人のお客さんも多めだった。 

それにしても、この展覧会は有名なキャンベル・スープやマリリン・モンローの肖像を初めとして、とにかくボリュームたっぷりだった。ひと通り見終えてお土産を買ったら3時間も過ぎていて、ちょっと疲れてしまった。私の前を歩いていた20代前半と思しきお姉ちゃんでさえ、「膝小僧、取れそう」と言っていたし。40代半ばの私の場合、後でしゃがんだら膝痛が(笑)

でも、キャンベル・スープにしろマリリンにしろ、こういう、特に意味が無さそうなものを繰り返し作るというウォーホルの姿勢は、とても面白いと思った。一つひとつは無意味と思える画像も、ズラッと並べられたのをじっと眺めていると、それぞれの文字や色彩の差異に目が行って、観る者はその中にスッポリと入り込んでしまうのだ。 

かつてウォーホルは、「なんでオリジナルじゃないといけないの? なんでノン・オリジナルじゃいけないんだ?」みたいなことを言ったらしい。
(But why should I be original? Why can’t I be non-original?)

しかし、このキャンベル・スープのシリーズなどは、一つ一つは単なる缶のコピーというノン・オリジナルなものでありながら、そこに小さな違いを与えてから(Chicken NoodleとかBeefとか)反復することによって、個々の作品の差異が明確に浮かび上がり、その結果、それらはみなオリジナルな存在になってしまうという逆説なのではないかと思う。 

モチーフに微妙な差異を与えて反復するという点では、ミニマリズムと共通するものがあるような気もする。そうやって考えると、例えばスティーヴ・ライヒの音楽なども、一種のポップアートと捉えることができるのだろうか。とかなんとか、他にも底の浅い考察をいろいろしてみたが、恥ずかしいから書かないでおこう。

ちなみに、お土産はクリアファイル2点(キャンベル・スープ、花)、キャンベル・スープのメモ、それにカーサ・ブルータスのウォーホル特集号のみ。Macintoshのリンゴ柄トートバッグには、かなり心惹かれたが、サイズが大き過ぎて出番が少なそうだからやめた。そう言えば、キャンベル・スープのマグカップも異様にデカくて買う気が失せた。これがアメリカン・サイズなのだろうか。
それから、私はキャンベル・スープのTシャツが欲しかったのだが、Tシャツはウォーホルの自画像のやつしかなかったので、がっかりした。キャンベル・スープかマリリンのTシャツを置いておいたらポンポン売れたはずなのに。 

6日、今度は食洗機が壊れたので修理。どうして、せっかくの連休だというのに、こんなに機械が壊れるんだろう。ツイテない。
だけど今の時代は、こうして機械が休日に突然壊れても、電話すればその日のうちに、または翌日くらいには来て直してくれるんだからいいよなあ、と感謝したのも事実。昔だったら翌週の平日がやってくるまで、じっと待たなければいけなかっただろう。

とまあ、こんな感じで、いろんな業者の出入りがあったから、いまひとつくつろげない連休になってしまった。でもスピーカーは無事入ったし、ウォーホル展だって、奥さんと子供を家に置いて1人で行かせてもらったのだから(!)、感謝しないといけない。 


* 土曜の夜にスピーカーが納品されたと思ったら、月曜の早朝に大きな地震が来たのでビックリして飛び起きた。慌ててスピーカーを確認しにいったが、無事だったので安心。やれやれ。

by raccocin | 2014-05-11 08:06 | 映画にアートにいろいろ鑑賞

マウリッツハイス美術館展へ

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行こう行こうと思っていた「マウリッツハイス美術館展」、やっと行ってまいりました。

このあいだの木曜日に4日目の夏休みをようやく取って、でも午前中は疲れて寝てしまって、またもやプチうつ状態に。

昼を食べ終わっても、これから上野まで行くのも遠くてめんどくさいなあ、近場でエイリアン映画の「プロメテウス」でも観てくるか、なんてグダグダしていた。
でも、面白いかどうか分からない映画を観に行くより、傑作の誉れ高いフェルメールを観てきたほうが、やっぱり貴重な体験になるだろうと思い直し、上野まで行くことにした。

しばらくぶりに来た上野公園には、いつのまにか「パークサイドカフェ」というカフェや、それにスタバもできている。いつの間にこんなものがと思ったが、考えてみたら、私が上野公園界隈に絵を観に来るのは、ひょっとしたら2008年秋の「フェルメール展」以来かもしれないのだった。

そんなに長いこと来てなかったのかと愕然とした。特にこの2年間は、時間に余裕がなかったからな、仕方ないか。

それにしても、駅から東京都美術館に行く間は緑がいっぱいで、実に気持ちがいい。
美術館に着くと、会期最終週にもかかわらず、待ち時間は20分程で中に入れた。

で、肝心の「真珠の耳飾りの少女」。
この絵だけ特別室みたいな感じの部屋に展示してあって、部屋はほの暗くしてあり、絵にだけ照明が当ててある。絵が壁面にくっきりと浮かび上がるような、心憎い演出である。

そして予想通り、絵の前は黒山の人だかり。
間近で観たい人(ただし絵の前を歩きながら数秒で鑑賞)と、もうちょっと距離は離れるが、じっくり正面から観たい人との二手に分かれて並ぶのだが、私はじっくり観るほうに並んだ。

人の頭の間から時々見える少女は、それでもとても美しかった。
私は、正直に言うと、この絵がそんなに素晴らしいものなのかよく分からなかったのだが、実物を目の前にすると、その吸引力は尋常ではなかった。決して大きな絵ではないし、けっこうな距離を置いて観ているのに、不思議なくらい存在感がある。

印刷物などでは、あどけなさを残した表情に見えるが、実物を目の当たりにすると、そこには微かなエロスすら漂っている。あるいは、その視線は、こちらを射抜くような鋭さを感じさせ、ちょっと怖くなる一瞬もある。

みんなこの絵に吸い寄せられてしまったのだろう、前のほうに並んでいる人は少しずつしか動いてくれず、なかなか私は前に進めない。
それでも、人の頭の間から、絵全体がちゃんと見えるときもあり、それなりにじっくりと鑑賞できた。私もトータル15分くらい、この絵の前に立っていただろうか。

目、鼻、口元、真珠、青いターバン。じっと見つめてしまった。

最前列から2列目まで来た頃には、もう十分堪能した気分になり、そこでこの絵とさよならしてきた。

もうちょっと待てば最前列まで行けたのだが、その「ちょっと」が長いのだ。私の前のほうにいた2人のおじさんなど、おそらくは5分以上、最前列から動こうとしなかった。いや、動けなくなってしまったのだろう。周りからすると迷惑なのだが、その気持ちは分からなくもない。

それくらい、この少女の絵には、人を惹きつける強烈な吸引力があるのだ。
やっぱり印刷物を見るのと実物を見るのとでは、随分と違いがあるなあ、と今回はつくづく感じてしまった。

と言いながら、音楽に関しては、生演奏よりも、録音された演奏を家でじっくり聴くほうが私は好きなんだけど。
音楽の場合は、録音は録音で、生演奏とは違う意味でのリアリティや面白さがあることも多く、そこは美術とは事情が異なるところだろう。それにオーディオには、いろいろと工夫して、自分の好みの音に近づけていくというような楽しみもある。
      
絵の場合には、インクで紙に印刷されたものよりも、キャンバスなり板なりに描かれた実物のほうが、リアリティのうえで優っているのは当たり前ということだろうか。

まあ、この手のことを深く考えるとキリがないし、あまり浅薄な論になるのも嫌なので、やめておきますが。

でもなあ、ルーブルでモナリザの実物を観たときは、これといって感動しなかったから、やっぱり実物だから常にすごく良く見える、というわけでもなさそうだ。突っ込んで考えてみたら難しい問題でしょうね、これは。今の私の疲れた頭では考える気がしないけど。

とにかく、今回の「真珠の耳飾りの少女」は、今まで観た絵の中で、私の心に最も強い印象を残すものになった。今度この絵が日本に来たら、また観に行ってしまいそうな気がする。
by raccocin | 2012-09-17 23:16 | 映画にアートにいろいろ鑑賞

話題のフェルメール、それと、あの3D映画も観たいなあ

この週末を振り返っておこう。

金曜日は定時で退社して、渋谷へ。八重洲コンタクトでワンデーコンタクトを買った。普段は眼鏡をしている私だが、たまに3D映画を観たくなることがある。でも、眼鏡の上から3D眼鏡をかけるのはうっとうしい。だから、そのときのためにワンデーコンタクトが必要なのだ。

年に数回しか使わないから1箱(15日分)だけ買った。お代は1,600円ほど。ワンデーアクエアという製品で、そのお手頃価格が良かい。

以前は私もコンタクトを愛用しており、何年もこの製品を使っていたが、特に問題はなかった。アキュビューとかを使っている方は検討してみてください。
有名なメーカーじゃなくても、ちゃんと見えればいいんだから。とはいえ、このアクエアを作っている会社は、ワンデーコンタクトでは世界シェア3位だそうだ。

ここのところ、あまり気持ちの上で調子が良くなく、私の分担家事である、リビング以外の部屋掃除と風呂掃除を、日曜夕方まで後延ばしにしてしまうことが多くなっていた。そのせいで、いつも日曜日は気が重くなっていた。

でも、今週は風呂の掃除を土曜に、部屋の掃除を日曜午前にやったおかげで、気分がだいぶ楽だった。重い腰を上げるまでが、すごく大変なんだけど。なんとか、こういう風に早めに終わらせるのを習慣にしたい。

さて、先日iPhoneを買うとき、ついでに家の通信環境をADSLからauひかりに変えた。
せっかく光にしたんだから、遅ればせながらHDtracksでハイレゾ音楽ファイルでも買うか、なんて思ってグーグルで検索してみたら、こんな警告文が付いていた。

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気の小さい私は、結局アクセスできなかった。何かあったんですかね、HDtracks。

夏休みがまだ2日残っているので、今週あたり1日は取りたいと思っている。それで、マウリッツハイス美術館展に行くのだ。
会期は今月17日までだから、早くしないと。最後の週なんかに行ったら、目玉のフェルメール『真珠の耳飾りの少女』の前は黒山の人だかり、まともに鑑賞なんかできっこない。なんとか今週中に行きたい。

それにしても、この展覧会、もう延べ50万人が鑑賞したというからビックリだ。やはりこれはフェルメールの吸引力だろう。恐るべし、真珠の耳飾りの少女。

さて、上に書いた3D映画だが、ひとつ観たいのがある。それは『プロメテウス』という作品。
私はエイリアンシリーズの大ファンなのだが、この『プロメテウス』は、エイリアンシリーズの前日譚だそうだ。しかも監督はシリーズ1作目を手がけたリドリー・スコットだというのだから、これはもう必見だ。エイリアンが3Dで迫ってくるなんて、想像しただけでワクワクする。

カープは今日負けて、5割復帰ならず。ヤクルトに1ゲーム差に迫られた。やばい。火曜から苦手の中日戦なのに。

しかし、どうして中4日でマエケンを投げさせる必要があったんだろう。もったいない。
来週火曜からは巨人戦もあるのだし、今週来週と、火曜からの3連戦は、マエケン、野村、大竹の表ローテをぶつけてほしかったのに。野村監督は、一体何を考えてるのかね。

それにしても、カープの復刻ユニフォーム、なかなかイイね。
by raccocin | 2012-09-02 23:39 | 映画にアートにいろいろ鑑賞

フェルメールからのラブレター展

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この前の水曜日、珍しく時間があったので会社を早退。渋谷で「フェルメールからのラブレター展」を観てきた。

このあいだアエラを買ったらフェルメールの特集があって、読んでいるうちに行きたくなってしまったのだ。今年はフェルメールの絵が計6点も来日するというフェルメールイヤーだそうだ。たいして美術好きとは言えない私だが、フェルメールの絵にはどことなく惹かれるものがあって、3年くらい前に開催されたフェルメール展も行ってきた。

今回、フェルメールは3点来ていて、上にある「手紙を読む青衣の女」、それと「手紙を書く女」、「手紙を書く女と召使い」である。

手紙の絵ばかりなので「フェルメールからのラブレター展」ということなんだろうか。
絵の中の女性が読み書きしている手紙が、みんなラブレターとは限らないじゃん、などとへそまがりの私は思ってしまう。ラブレターって決めつけない方が想像の余地が広がって面白いと思う。まあ、実際のところ、ラブレターの可能性が高いのかもしれないけどね。

この展覧会は、他にも17世紀オランダの絵画がたくさん展示されているのだが、当時発行されていたという、ラブレターの書き方を指南する本の文例が展示されていたのは面白かった。手紙というコミュニケーションが急速に発達した時代だったらしい。

ラブレターを送って、相手から返事がくるのを待っている時間は、とてつもなく長く感じたろうなあ。でもその切ない気持ちというのは、今のメール全盛の時代では感じえないものだろう。

展覧会は小さめだったので、1時間くらいで観終わってしまった。
帰りに、美術館隣にあるドゥ・マゴ・パリで一服。ここに来るとよく食べるタルトタタンを注文しようかと思ったが、あれはたっぷりのクリームとともに食すものなので、夕飯が近い時間には不向きかと思い、フルーツタルトに。
ここのタルトタタンを食べたことがない方は、是非ご賞味を。おすすめです。

綺麗な絵を観て、美味しいデザートを食べて帰路に着くと、渋谷駅がなにやら騒然としている。立ち入り禁止の黄色いテープがちらっと見えて、何か起きたのかなあと思いながら、指示通り迂回して電車のホームへ向かった。

後で知ったが、通り魔だった。事件が起こるほんの少し前に、私はそこを通っていたのだ。危なかった。まったくどうなってるんだろうね、この国は。安心して道も歩けやしない。
by raccocin | 2012-02-25 21:20 | 映画にアートにいろいろ鑑賞

医学と芸術展

森美術館にて「医学と芸術展」を。
解剖学的な図や絵画、模型などがたくさん展示されている展覧会である。

この手のものについて、きれいごとを並べても仕方がない。
こういったものを素人が好奇心抜きで観ることなどできるわけもなく、私自身、一種のエログロな表現として理屈抜きに楽しんでしまった。

帰りに幸楽苑に寄って、ラーメンを食べた。
ここのラーメン、290円とは思えぬ美味しさで、私は気に入っている。まさしく必要十分と言えるシンプルな味。

食後は神谷町までお散歩。この辺に住めたらいいのになあ、などとありえないことを夢想した。
by raccocin | 2010-02-19 23:04 | 映画にアートにいろいろ鑑賞

フェルメール展へ

今日は、ちゃっかり会社を休んで、こんなものに行ってきました。
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そろそろ会期も終わるから、多分混んでるだろうと思っていたが、予想通り。
チケットを買ってから、入場まで10分ほど待たされた。絵の前の人だかりも、ほとんど満員電車状態。ちょっとげんなり。

でもいいか、いつか行った「バーンズ・コレクション展」なんか、たしか1時間半くらいは待たされたもんな。

さて、このフェルメール展、比較的小規模だったので1時間ほどで見終わってしまった。その中で心に残る1枚は、やはりフェルメールの「手紙を書く婦人と召使い」。
本当に絵の中に光が差し込んできているかのような、静謐な美しさだった。

フェルメールの絵は全部で7枚来ていた。こんなことは滅多にないはず。特にフェルメール大好きというわけではない私でも、行って良かった。

写真も映画もある今の時代、なんで絵なんか観るんだろうと不思議になることが時々あるが、ある意味、写真や映画より美しい世界がそこにはある。そのことをあらためて実感させられた。
by raccocin | 2008-11-28 20:31 | 映画にアートにいろいろ鑑賞

ル・コルビュジエ展へ

「ル・コルビュジエ展」を観るため六本木へ。

「建築大好き」と言えるほど建築に強い興味はない私だが、なんといっても高名なル・コルビュジエ先生である。ここはとりあえず行っとけ、という感じだ。

面白かったのは、集合住宅「ユニテ・ダビタシオン」の一戸分(2階建て)が実物大で再現されていたこと。中に入って、ル・コルビュジエ空間を体験できるのだ。内部はコンパクトながら、なかなか高機能に見えた。戦後間もない時期に、それも都市部で、これが「最小限」の空間っていうんだから、うらやましい。

展覧会を締めくくるのは、先生が南フランスに建てた小屋「キャバノン」の再現模型。偉大な建築家が最後にたどりついた、およそ8畳の小さな空間。けっこう落ち着きます。

小難しい建築書を買って読む気はしないけど、建物にちょっとだけ興味がある私のような人間にも、これは十分楽しめる好企画だった。
by raccocin | 2007-06-16 23:56 | 映画にアートにいろいろ鑑賞

モディリアーニ、ブラッスリー、そしてコーヒーテーブル

「モディリアーニと妻ジャンヌの物語展」をBunkamuraザ・ミュージアムにて。

美術館へ行くのは久しぶり。館内に入ると、さっきまでの渋谷の喧噪は嘘のようだ。美術館特有のこの静けさ、結構好きである。モディリアーニの絵自体は、実を言うとそんなに好きなわけではないけど。

モディリアーニの作品と並べて、その妻ジャンヌ・エビュテルヌの作品もかなりの数が展示されていた。妻へのモディリアーニの影響はやはり感じられて、特にデッサンについては、作者名がなければモディリアーニの作品と見紛うものもあった。

さほど好きでない画家の展覧会だったが、総じて意外と楽しめた。
ただ、夭折した夫の後を追って、妻が投身自殺した、という愛の結末が悲しかった。

しかし、悲しかったなどと言ってみても、近くにあるヴィロンというブラッスリーに入って美味しいものを食べたら、さっき抱いた同情のかけらは、見事に消え去ってしまった。所詮こんなものか。

帰りにFrancfrancに寄って、ガラスでできたコーヒーテーブルを買った。配達は来週。さらにお部屋らしくなるのが楽しみだ。
by raccocin | 2007-04-14 23:30 | 映画にアートにいろいろ鑑賞


考えることが好きで、のんびり屋。5歳男児の父。音楽、映画、アート、コーヒー、それにワインを愛します。完全禁煙のお店も好き。


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