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ツイッターを始めて1か月

今月に入ってからブログのアクセス数が激減している。1日あたりのページビューが、それまでの平均と比して半分か、それ以下の日も度々だ。最近ツイッターばかりやっているせいかと思ったけれど、前回ブログを更新したのが9/28で、アクセス数が減り始めたのがその直後の10/3だから、必ずしも長い間更新していないことだけが理由とは思えない。

とにかく、毎日すばらしく安定して減少状態が続いているのだ。
ブログのアクセス数って、例えばアメブロなんかは思い切り水増しして表示していると聞いたことがあるから、ひょっとしてエキサイトもそうやって水増し表示していたものを、突如、正直な表示に変えてくれたのかも、などと変な想像さえしてしまった。

そもそもエキサイトブログのアクセス表示自体、結構いい加減そうだなあと思っていはいたけれど。だって、例えばPC訪問者が50なのに、PCからのページビューが45なんて日もある。ユニークユーザー数よりもページビューのほうが少ないという、ありえない数字が表示されているわけだ。

アクセス数なんて、しょせんそんなもので、どこまで信用していいのか怪しいものではある。とは言っても、そこは人間、やっぱりアクセス数が減ると結構さみしい気持ちになるのは仕方ない。おそらく更新頻度が落ちていることが影響はしているのだろう。

文章を書くのが大好きという私でも、いざツイッターなど始めてみると、そりゃあ書くのは短文のほうが楽なのは当たり前。そして、ついつい楽なほうに流れるのは私のような凡人の常で、こうしてブログ更新が1か月滞ってしまった。

もちろんブログだからと言って長文を書く必要はないのだが、ツイッターのように140字以内でまとめなければいけないという強制力はないから、ついダラダラと好きなように書いてしまう。すると必然的に長い文章になってしまうのだ。
読む人からすると迷惑かもしれないけれど、こんな拙いブログを読んでくださる方は、きっと長い文章でも読むのが苦痛ではないという方々だろうから、悪いがこれからも好きなように書かせてもらおうと思っている。

正直に言うと、先月ツイッターを始めてみて、初めの2週間くらいは夢中になっていた。はっきり言って、mixiより100倍は面白い。世界に向かって大きく開かれているという、そのオープンな空気の清々しさも魅力のひとつだ。外国の人とも簡単につながりになれるし、変な話、いきなりダライ・ラマやテイラー・スウィフトに語りかけることだってできるのだ。

そんな風にとてもインターナショナルなツイッターだから、最近では私も、できる限り日本語と英語の2カ国語でツイートするようにしている。いつか英語の勉強は必ずしなければいけないと思っていたので、これは好機と見たのだ。私の中学生並みにヘタクソな英作文を読まされるほうは、これまた迷惑に違いないけれど、「書く」というアウトプットの作業をするのは、やはり良い訓練になっている(後に英語アカウントを作り、英語ツイートはそちらで継続)。

さほど難しくない英文だと、読めばそれなりに理解できたつもりになれるが、いざ書いてみると「こんな簡単なことが書けないのか、俺」と愕然としてしまうのだ。
今後は、私の好きな村上春樹の英語訳などを読んで、インプットのほうもやっていきたいと思う。英語を母語とする作家が書いたものをいきなり読むより、まずは日本語から英語に翻訳されたもののほうが理解しやすいと思うからだ。

「聞き流すだけで英語が自然に身に付くCD」などというオカルト商品が後を絶たないが(笑)、語学というのは、日々の地道な努力によってのみ習得できるものだろう。まあ、どうせ果てしなく長い道のりになるに決まっているから、良い意味で適当に、しかしコツコツと勉強していきたい。

また取りとめのない文章になってしまった。ここまでお読みいただき、ありがとうございます。やっぱり長い文を書くのも楽しいね。

by raccocin | 2014-10-25 20:33 | 苦手なくせに外国語が好き

夏休み初日はトランスフォーマー&カフェ ラジオプラントを堪能

先週の土曜から夏休みを取っている。9日から13日までの5連休。7月にバラで2日間の夏休みを取っているから、トータル5日間しかない夏休みはこれで終わってしまう。ヨーロッパみたいに2週間とか3週間の夏休みが取れる国に生まれたかったと時々思う。一体どういう風にやれば、そんなに長い間職場を不在にしても仕事が回るようにできるんだろう。

今私がいる職場は仕事の属人化が著しいので、仮に3週間の夏休みが取れたとしても、きっと少ししたら仕事のことが心配になってしまい、安心して休んでいられなくなるに違いない。

さて、夏休み初日の土曜日は、なぜか早起きして会社に行った。と言うのは、会社の机の引き出しの中に、人からもらったある生ものを入れっぱなしで夏休みに入ってしまったのを思い出したのだ。

月曜日に会社に電話して誰かに捨ててもらおうかとも思ったが、木曜日にもらったこの生ものを、この暑い最中に月曜日まで放置しておいたら、カビが生えるか腐るかしてしまうに違いない。
潔癖性の私のこと、自分の机の引き出しの中でそんな事態が進行することには、とても耐えられない。そこで、「夏休み初日からツイてないなあ」と自分の忘れっぽさを忌々しく思いながら、仕方なく会社に出向いたのだ。

休日出勤する人に会いたくなかったので、早い時間にこっそり行って、そっと引き出しを開けてみた。幸い、まだカビは生えていない。でも、少し色が変わってきている部分があったから、この生ものをくれた人には悪いが処分させてもらった。
それにしても、誰もいない会社に朝早く行って、こっそりひと仕事こなしたら、なにかスパイになったような快感を覚えてしまったから不思議だ。私にとって会社とは、いつまでたってもホームではなくアウェイ、敵地なのだろう。

さて、せいせいした気分で次に私が向かったのは六本木ヒルズだ。せっかく早起きしたのだから、映画の1本でも観ようというわけ。

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ヒルズに着いたら、ドラえもんが大量発生していたから驚いた。でもカワイイ。

で、この日に私が観たのは『トランスフォーマー/ロストエイジ』。
これまた日本人お得意の、原題の英語を別の英語に変更したという珍妙な邦題である。その原題は“Transformers: Age of Extinction”となっている。

“Age of Extinction”は「絶滅の時代」という意味である。この作品では、人間の味方であるはずのオートボットたちが人間に狩られる事態になっていて、そうしたオートボットたちの「絶滅の時代」ということなのだろう。加えて、新たな敵性トランスフォーマーが現れ、それが人類の絶滅を狙うから、という意味もあるのだと思われる。

それにしても、邦題の「ロストエイジ」である。
「失われた時代」と言うが、何が失われたのか。人類のオートボットたちへの信頼が失われた時代、と言いたいのだろうか。

「エイジ・オブ・イクスティンクション」は、たしかに言いやすくはないかもしれないが、元々、日本の配給会社というのは、言いやすさを求めて邦題を付けているとも思えない。
例えば、前作の“Transformers: Dark of the Moon”などは、素直に「トランスフォーマー/ダーク・オブ・ザ・ムーン」とすれば十分に言いやすかったはずで、わざわざ邦題で「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」にした意味は、まったく不明である。

何度も言うが、きちんと日本語に訳すか、原題の外国語をそのままカタカナにするかしたらどうだろう。原題の外国語を他の語に置き換えた変な邦題は、もうやめたほうがいい。と言いながら、これは私の突っ込みのネタにもなるので、完全になくなってしまうと寂しい気もするのだけれど(笑)

ところで、映画自体は、いつもどおり存分に楽しませてもらった。新しく登場したロックダウンなるキャラクターが、人間の敵なのか味方なのかはっきりせず、ミステリアスな魅力がある。ルックスもカッコいいと私は思った。他にも人造トランスフォーマーや恐竜型トランスフォーマーが登場したりと、賑やかで実に楽しい。

3D映像も、さらに進化しているようで思わず感心。ついでに言うと、TOHOシネマズの3Dメガネは、自前のメガネの上からでもしっくりとフィットするので、今回も最高に快適だった。

さて、映画が終わっても、まだ12時半。お腹も空いたし、どこかでご飯を食べようと考えていたら、前から行きたいと思っていたカフェの存在を思い出した。自由が丘駅の近くにある「カフェ ラジオプラント」である。
先日私が世話になったオーディオ店、「サウンドクリエイト・レガート」のFacebookで紹介されていて興味を持ったのだ。自由が丘駅から徒歩5分くらいのところにある。

店に入ると、その名の通り、あちこちに古いラジオが置いてあって、窓の外にはたくさんの緑が見える。本棚には音楽関連の本がずらっと並んでいて、こちらは自由に読めるようだ。

私は本棚の中から、『音盤時代の音楽の本の本』というのに興味を惹かれて手に取った。タイトル通り、音楽に関して書かれた本のガイドブックである。一部を読ませてもらったが、なかなか面白いので後で買うことにした。

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ご飯はカレーセットを注文。インド風のあっさりしたチキンカレーで、結構スパイスが利いている。とても美味しかった。写真が下手ですみません(笑) 

この日はお盆休みでみんなどこかに行ってしまったのか、初めのうち、客は私だけだったので、マスターとしばしオーディオ談義も楽しんだ。このお店にはLINNのDSMが導入されていて、スピーカーはマスターの自作だという。キャビネットは、合板の音が嫌いなのでスプルースの単板を使っているのだとか。他にもLS3/5Aらしきブックシェルフも見えた。

オーディオの写真を撮らせてもらおうかとも思ったけれど、シャイな私は、初めて行った店でいきなり店内の写真を撮るなどできないので断念。あと何回か通ってからにしよう。

良い音を聴きながら美味しいコーヒーを楽しみ、面白い音楽本を読みふける。そんな、ゆったりしたひと時を過ごしたいときにピッタリのお店でしょう。

by raccocin | 2014-08-12 17:46 | 音楽とオーディオが好き

『オール・ユー・ニード・イズ・キル』を観る(映画の中身より、タイトルやライトノベルの話がメイン)

先日、映画『オール・ユー・ニード・イズ・キル』を観てきた。一見して、ビートルズの“All You Need Is Love”をもじったのかと思わせる邦題である。原作は日本人の作家が書いたライトノベルで、そのタイトルがそのまま映画の邦題になっているらしい。

さて、このタイトルを見て多くの人が疑問に思ったに違いないのが、「“love”は名詞だからいいにしても、“kill”は動詞なんだから、“All You Need Is To Kill”と、Killを不定詞にしないと文法的におかしいんじゃないの?」というものだろう。やはり私も、その疑問を抱いたところだ。

初めは、これまた日本人お得意のデタラメ英語の邦題かと思ったのだが、手元の辞書で調べてみると、“kill”には、《不可算名詞 (俗語)人殺し(murder)》という意味が載っていた。私の英語力の貧しさがいとも簡単に明らかになったわけだが、そうすると、この邦題もあながち間違いとは言えないのだろうか。

ネットで見ると、同じ疑問を持つ人は他にもたくさんいるようで、この邦題が文法的に正しいのか否かについて、あちこちで議論がされている。
「この“kill”は名詞として使っているのだから問題ない」と簡潔に結論を出す人もいるし、中には話をゴチャゴチャ難しくしているだけにしか見えない人もいる。
“kill"を名詞として使っているのなら、たしかに文法的には問題ない気がするけれど、これが本当に自然な英語表現なのかという疑問は残ってしまう。

私が思うに、主演のトム・クルーズが日本に舞台挨拶に来たとき、「この邦題の英語って、ちょっと変じゃないですか?」と誰かがトムに質問してくれれば一番良かったのだが、誰もそのような質問はしてくれなかったようだ(笑)
字幕翻訳を担当した戸田奈津子氏はどう思っているのだろうか。ちょっと聞いてみたいところである。

ちなみに英語圏でのタイトルは、“Edge Of Tomorrow”だという。しかし、日本で公開するなら、『エッジ・オブ・トゥモロー』より『オール・ユー・ニード・イズ・キル』のほうが人気が出そうな気がしてしまうのも確かだ。それに、せっかく日本人の書いた小説がハリウッド映画の原作になるという快挙を成し遂げたのだから、どうせなら原作のタイトルを、そのまま映画の邦題にしたくなるのは当然だろう。

また悪い癖で話が逸れてしまった。肝心の映画の感想だ。

結論から言うと、なかなか面白い映画ではある。ただし、わざわざIMAX 3Dで2,300円かそこらを出してまで観る映画ではないと思う。私のように、フツーに2Dで観れば十分だろう。

それにしても、何回ピンチに陥っても、その度に死んでリセット、リセットの連続でやり直しがきくところなど、まさしくビデオゲームの世界そのものだ。そこのところを、いちいちバカらしいと思ってしまうと、この映画は楽しめなくなってしまう。しょせんはライトノベルが原作だから、まあいいか、と割り切って楽しむしかない。

正直に言って、私はライトノベルに対して何のリスペクトも持っていないから、この映画がちゃんと楽しめるようになっているのは、ハリウッドで働く優秀な脚本家の皆さんが、じっくり脚本を練り上げてくれているからなのだろうなあ、と映画を観ている最中から考えていたくらいだ。

まあ、ひとつもライトノベルを読んだことがないのだから、偏見と言えばそれまでなんだけど。じゃあ、お前が書いてみろ、とも言われそうだし。それと、この原作については筒井康隆も絶賛しているらしいから、きっとそれなりに優れたものなんだろう。でも、理屈大好きオヤジの私は、漫画のようにサラサラと読めてしまうような、分かりやすくて軽い小説には興味が湧かないのだ。

なんて言っていると、私の好きな村上春樹についても、ネット上では「ラノベ作家」などと言う人達がいるからズッコケてしまう。どこをどう読めば、春樹がラノベ作家になってしまうのか皆目見当が付かない。それとも、ライトノベルの愛読者にそう感じさせる何かが、春樹の中にはあるということなのだろうか。ライトノベルを読んだことのない私には、両者を比較することはできないのだが。

そもそも、「村上春樹=ラノベ作家」説を唱える人達の中には、「私はライトノベルも春樹さんも両方好きだ」と思って言っている人と、「ライトノベルに毛が生えた程度の春樹が、ライトノベルより遥かに偉いものとして扱われているのは変だ」と思って言っている人と、二通りありそうだ。

いずれにしても、どうしてそういう風に言う人達がいるのか、いくつかライトノベルを読んでみると分かるのかもしれない。まあ、そんな暇があったら、他に読みたい小説がたくさんあるから、これは当分先の研究テーマになってしまいそうだけど。そのうちにね。

by raccocin | 2014-07-26 21:50 | 映画にアートにいろいろ鑑賞

『ゼロ・グラビティ』を観る

昨日、映画『ゼロ・グラビティ』を観てきた。ちなみに、この作品の原題はと言うと、“Gravity”。つまり、これも例によって原題の英語をちょこっといじったという妙な邦題なのだ。

“Transformers: Dark Of The Moon”は『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』、“The Dark Knight Rises”は『ダークナイト ライジング』、そして“Gravity”は『ゼロ・グラビティ』。

これは一体何を意味しているんだろうね。原題の英語をいじって邦題にするというのが、日本の配給会社の皆さんの間で、今すごくクールだと思われているのか?

原題を訳すことによって、もっとイメージの湧きやすい日本語の邦題を作ってくれるというならともかく、あたかも初めから原題がそうであったかのような顔をした、こういう妙なカタカナ邦題は金輪際やめてほしいものだ。そんなことをするくらいなら、原題をそのままカタカナに置き換えてくれたほうが、ずっといい。

さて、肝心の映画の感想だが、事前の期待が大き過ぎたせいだろうか、なかなか楽しかったという程度に終わった。なんせ、この映画の公式サイトを覗いてみると、試写を観た人のコメントというコメントが、とにかく絶賛の嵐なのだ。そのせいで、ちょっと期待が高まり過ぎてしまったのかもしれない。ましてや、私はこういうSFサスペンスとかSFホラーの類いが大好きなのだ。

そんなわけで大満足とは行かなかったのだが、3Dで展開される広大な宇宙空間の表現は見事だったし、90分という短い時間に凝縮された緊迫感のあるドラマも見応えがあった。十分に楽しい時間を過ごさせてもらったから、ありがとうとは言いたい。サスペンス系の映画が好きな人なら、きっと楽しめると思う。

ところで、私は普段メガネをかけているのだが、メガネの上から3Dメガネをかけるのは鬱陶しいので、いつも3D映画を観るときだけはワンデイコンタクトをして出かけている。昨日もそうしたのだが、今回もらった3Dメガネは、なんとメガネの上からでもかけられるように形状が工夫してある代物だった。3Dメガネも知らぬ間に進化していたのだ。パッケージには“Designed for glasses wearer”と、しっかり書いてあった。

家に帰ると、早速メガネの上からこの3Dメガネをかけてみたが、たしかに何の違和感もなくメガネの外側にしっくり収まるようになっていたので驚いた。長生きはするものです。3D映画のためにワンデイコンタクトを買っておく必要はなくなっちゃったな。

by raccocin | 2013-12-15 23:19 | 映画にアートにいろいろ鑑賞

『ワールド・ウォーZ』のZの読み方って

前から楽しみにしている映画、『ワールド・ウォーZ』が、いよいよ来週10日(土)から始まる。ブラッド・ピットが製作、自ら主演するゾンビ映画である。ベストセラー小説が原作で、映画化の権利を巡っては、レオナルド・ディカプリオとブラピが争奪戦を繰り広げたらしい。

私は特にゾンビ映画が好きというわけではないのだが、基本的にホラー映画が好きだし、何と言ってもブラピとディカプリオがそろって映画化を強く望んだというだけでも、これは文句なく楽しめる大作ゾンビ映画に違いないと確信している。早く来週の土曜が来ないかと待ち遠しいところだ。

ところで、この映画のタイトル『ワールド・ウォーZ』であるが、日本の配給会社が、これをお客さんにどう読ませるかということに私は興味があった。つまりは、“Z”の読み方である。アメリカ映画なのだから、ここはやはり正しく「ズィー」と読ませるか、それとも日本の慣習に従って「ゼット」と読ませるのか。

それで、この「ゼット」という読み方、いったいどこの国の発音なのだろうと思ってウィキペディアで調べてみると、どうやらオランダ語の発音に一番近いようだ。なぜオランダ語なのか疑問に思ったが、そのことよりも私の関心を引きつけたのは、アメリカ以外の英語発音が[zɛd]となっていたことだ。

えっ、そうだっけ? 私はあわてて家にある辞書を引いてみた。すると、たしかにアメリカ発音は[ziː] で、イギリス発音は[zed]なのだと書いてある(我が家の辞書では、「エ」の音はɛではなくeとなっている)。私は軽い衝撃を受けてしまった。

アルファベットの読み方くらい、中学に入って英語を習う前からさすがに知っていたし、わざわざ調べた記憶もあまりない。それで私は今までずっと、“Z”はイギリスでもアメリカでも「ズィー」と読むのだと思い込んでいたのだ。

中学の英語の授業が始まったとき、まずはアルファベットの読み方を先生は教えてくれたはずだが、そのとき先生はイギリス発音とアメリカ発音のどちらで教えてくれたのだろう。私がずっと、「ズィー」が唯一の発音なのだと思い込んでいたことを考えると、やっぱりアメリカ発音で教えてくれたのだろうか。

とにかく、アルファベットの読み方という、ごく基本的なところに誤解があったことに気付いた私は、ついでだからと、他にもイギリスとアメリカで発音が違うアルファベットがあるのかどうか、手元の辞書で調べてみた。

すると、なんと、もうひとつ見つけてしまった。知らないって怖いです。で、そのアルファベットとは、“R”である。
発音は、イギリスでは[ɑː]、アメリカでは[ɑːr]となっている。無理矢理カタカナで書くなら、イギリスは「アー」、アメリカは「アール」(ルと言うほどの音では、もちろんないけれど)。

こういう、伸ばした音の次に来る“R”の音って、イギリスでは発音しないんだってね。いつだったかピーター・バラカンが言っていたが、“door”という単語、これもイギリスでは「ドー」と読む。例えばロックバンドの“The Doors”も、「ザ・ドーズ」とイギリス人は発音するわけだ。

あるとき、ピーター氏が音楽について日本人と話しているとき、彼がイギリス流に「ザ・ドーズ」と言ったところ、当然のことながら日本人には通じなかったという。日本では、このバンドは「ドアーズ」だからだ。しかし、そのうち日本人も何のことを言っているのか察して、「ああ、ドアーズのこと?」と言ったらしい。ピーター氏は、すごく気分が悪かったと話していた。

あのバンドはアメリカのバンドだから、アメリカ式発音で言うのはいいにしても、それにしたって「ドアーズ」ではないからなあ。英語のネイティブであるピーター氏が由緒正しき英国式発音をしているのに、でたらめな発音をしている日本人からそんな風に言われたら、ムッとするのも無理はない。

おっと、話がそれてしまった。結局のところ、日本で“Z”を「ゼット」と読むのは、イギリス発音の「ゼッド」が少し訛って、それが定着してしまったのかもしれない。もちろん、これは私の推測で、本当は違うのかもしれないけど、そこまで調べる時間はないので、あしからず。それにしても、どうしてイギリスの「ゼッド」が、アメリカに渡ったら「ズィー」になってしまったのだろう。

さて、とにかく肝心の、この映画タイトルに含まれる“Z”の読ませ方の話だ。

既にテレビCMが始まっているので確認してみたら、「ワールド・ウォー・ゼット」だった。やっぱりね。でも、そっちのほうが日本人にはしっくり来て良いような気がする。

だいたい、映画のチケットを買うとき、「ワールド・ウォー・ズィーください」って言うの、ちょっと気恥ずかしいものね。



* 最後まで書いてから、はたと気が付いて調べてみた。そうしたら原作は数年前に翻訳されていて、邦題は『ワールド・ウォー・ゼット』なんだって。じゃあ、原作に合わせるという意味でも、映画もゼットにするよなあ。あれこれ考えるまでもなかったような。まあ、アルファベットについて考える時間は楽しかったから良いけどさ…。
by raccocin | 2013-08-03 15:54 | 映画にアートにいろいろ鑑賞

3.5連休はダークナイト、動物の謝肉祭とか

先週の木曜午後から3.5連休にした。

木曜午後は『ダークナイト ライジング』を鑑賞。原題は“The Dark Knight Rises”と現在形なのだが、『ダークナイト ライジズ』じゃあ言いにくいということなんですかね。
前にも書いたが、これも原題をちょこっといじったという変な邦題(以下ネタバレあり、注意)。

まあそれはともかく、これで新しいバットマンシリーズ3部作も終わったわけだ。3作すべて劇場で観られて良かった。3作とも見応えがあるが、やはり2作目がベストだと思う。

ところであのラストシーン、また新しいバットマンシリーズが始まることを暗示しているようにも見えたのだが、さてどうなんだろう。

ただ、おセンチな私としては、執事のアルフレッドが亡き主人を回想するシーンで、しんみり終わるのが良かったと思う。

金曜日は親の通院に付き添い。

土曜日は部屋の掃除と風呂掃除など。

日曜日は親子3人で、かなっくホールへコンサートに。
「動物の謝肉祭」をメインとしたプログラムで、小さな子供も楽しめるようになっている。途中で息子は泣き出してしまい一時退出。でも、みんなと一緒に拍手していたりしたから、少しは楽しんでくれたのかな。

司会進行のお姉さんが、「ムーン・リバー」を最後に歌ってくれた。本格的なソプラノボイスで、なかなか上手い。

でもこの歌は、映画『ティファニーで朝食を』でオードリーがさりげなく歌う、あの風情が良いのだ。窓辺でポロンポロンとギターをつま弾きながら。

アンコールはラデツキー行進曲。やっぱりみんなで手拍子になった。気分はちょっとニューイヤーコンサート。いつか引退したら、ムジークフェラインザールでニューイヤーコンサート、なんてシャレこんでみたいものだ。

一度家に帰ってからクリーニング屋へ。今頃になって出した冬物(遅すぎる!)をどっさり受け取って、せっせとクローゼットへ収納。

という感じで、まあまあ充実した連休だった。
by raccocin | 2012-08-20 00:03 | 音楽とオーディオが好き

邦題がちょっと変な「トランスフォーマー」を3Dで鑑賞

昨日は、前から楽しみにしていた「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」を観てきた。

でも、この邦題って不思議だよね。
原題の“Transformers: Dark of the Moon”を普通にカタカナにすればいいのに。「トランスフォーマー/ダーク・オブ・ザ・ムーン」という風に。これで一体何の不都合があるのかね。

ひょっとしてピンク・フロイドのあの有名なアルバム、“The Dark Side of the Moon”にひっかけてんのかな、なんて思ったりしたけど、だったら「トランスフォーマー/ダークサイド・オブ・ザ・ムーン」にすりゃいい話だし。とにかく「ダークサイド・ムーン」っていうのは英語としても多分変だろうし、おかしな邦題だよなあ、と思っていた。

そうしたら本編の中で、まさしくそのピンクフロイドのアルバムのことが台詞に出てきたので、これは私の推測もあながち大はずれというわけでもなかったのかもしれないと思った。まあ、日本の配給会社の人たちが考えてることはよく分かりませんけどね。

昔みたいに「勝手にしやがれ」とか「俺たちに明日はない」とか、そういう味のある邦題を考えてくれるなら面白いけど、中途半端に原題をちょこっといじったような奇妙な邦題はやめてほしいね。そんなことをするくらいなら、原題をストレートにカタカナにすれば良いと本当に思う。

で、映画自体は心から堪能した。
トランスフォーマーが3Dで観られるという映像の楽しみだけでも嬉しいのに、なかなかどうして、ストーリーも面白いものだった。こういう楽しい娯楽大作を作ってくれるから、やっぱりハリウッドは偉い。それと、「ハリー・ポッターと死の秘宝PART2」も先日3Dで観た。こちらも楽しい映画です。

私も、若い頃は単館上映系のアートな映画をよく観ていた時期があったけれど、おじさんになってみると、このハリポタやトランスフォーマーのようなハリウッドの娯楽大作が妙に楽しくなってきている。

もちろん今でも、アートな映画は映画で心から楽しめるんだけど、肩の凝らない娯楽大作が、以前にもまして心地良いというか、すごくいい息抜きになるのだ。そんな今日この頃。
by raccocin | 2011-08-14 21:11 | 映画にアートにいろいろ鑑賞

職場でジェネレーションギャップ

今日、仕事中に若い女性の同僚(20代半ば)と話していて、「うん、こっちのほうがモアベターだね」と、私は小森のおばちゃまよろしく言ったのだが、すると彼女はこう答えた。

「えっ? モアとベターって共存できましたっけ?」
真面目に英文法の話になってしまったのだ。

そうか、小森のおばちゃまなんか知らない世代が、もう会社に入ってきているんだ。
これが「ジェネレーションギャップ」というものなのだと思い知らされた私、43歳のおじさんである。
by raccocin | 2011-06-24 00:11 | 見られちゃ困る職場ネタ

シシリアのちHUB

4月に今の職場に移ってから、週末が待ち遠しくてたまらない。まあ世のサラリーマンはみんなそうだとは思うけれど、本当に本当に待ち遠しいのだ。それくらい平日の労働密度が濃いということだ。

それに加えて何と言っても、休める日が少ないのが困る。現在の私は、外部から人を招いて行う、ある会議のようなものを運営する仕事をしている。
会議は週に1回行われ、その資料作成などの準備に毎週追われている。基本的に準備が必要な週に休みは取れない。取れても半休が限度だ。

そして本当に時々、平均して7週に1回くらいだが、係長や非常勤職員さんが自分の代わりに入ってくれる週があって、そのときだけは会議の準備をしないで済むようになっている。

つまるところ、安心して1日単位で休もうと思ったら、その週しかチャンスがないという状態なのだ。

こんな職場体制だから、急に具合が悪くなって午前中に医者に行ったりしても、午後からがんばって出て行かないといけなくなる。1日休んでしまうと、次の日から死ぬ思いをするからだ。

それにこの仕事は2人1組でペアを組んでやっているから、私が休むことで相方にも迷惑がかかることになる。そう思うとますます休めない。

もっと人を増やしてほしいと係長に訴えたが、昨今の状況からすると難しいと軽く一蹴された(係長自身、現在の職場体制が正しいとは決して思っていないのだが)。

ただし、仕事自体にはだいぶ慣れてきた。
10月からの年度後半はスピードアップが大目標だ。そうやって、もっと自分の時間を捻出したい。今までは毎日残業、時々は土曜日も出ていた。これでは土日2日間の休みがあっても、やりたいことの半分もできない。ストレス溜まりまくりである。

おっと、愚痴が長くなってしまった。

そんなわけで、ちゃんとストレス解消をしようと思い、金曜の夜は奥さんと六本木で食事をした。シシリアでピザやパスタを食べ、HUBに移ってビールを飲んだ。

HUBでは隣のテーブルの若者たちが英語と日本語のちゃんぽんで会話をしていた。スタバあたりでも時々見かける状況だが、これは本当にうっとうしい。日本語か英語か、どっちか一方で話し続けることはできないのか。

そのグループにいた、日本人に4分の1白人の血が入ってますという風情のおねえちゃんなど、こうだ。

「私、飲み出すともう“Can't stop”みたいな〜」

勝手にしなさい。

その後は外苑前までお散歩をして帰ってきた。
by raccocin | 2010-10-02 20:11 | 美味しいもので元気を出そう

YMO / 増殖

私は小学4年か5年あたりから中学1年生くらいまで、YMOの熱狂的なファンだった。
YMOが78年にデビューしたとき、私は小学校4年生。どういうきっかけで聴き始めたかはまったく覚えていないが、とにかく好きで、それこそ毎日のように聴いていた。

オリジナルアルバムを楽しむのはもちろん、当時はFM放送でライヴ演奏が放送されたりしたし、メンバーがラジオ番組で話したりする機会も多かった。
「坂本教授の電気的音楽講座」なんていう番組があったのも覚えている。レコーディングって、こういう風に進めていくものなんだよ、というのを教授が解説してくれるという希有な番組だ。

エアチェック(懐かしい!)したカセットテープを取っておいたら、今頃お宝になっていただろう。もう処分してしまったと思うが。
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この「増殖」というアルバムも、かつてミュージックテープ(懐かしい!)で買ったものの買い直しである。

若い方のために解説すると、まだCDというメディアがなかった頃、音楽を販売するときは、アナログディスクで売るのはもちろんだが、カセットテープでも売っていたのだ。そういう、既に音楽が録音された状態で売られているカセットテープのことをミュージックテープというのだ。

さて、久々に聴き直した「増殖」だが、私は感心してしまった。
音楽とギャグが交互に出てくる構成が面白いし、そのギャグも英語のものがあったりする。日本人が英語でしゃべりながら、かつ日本人自身を卑下するというこのギャグには、苦笑いするしかない。

基本的に彼らはカッコいい人たちなのに、こういう皮肉の固まりのようなギャグを交えたアルバムを作ってしまうあたり、日本人離れしている。

音楽的にも、まさしく世界に通用するポップミュージックであり、こういう素晴らしいものを小学生の頃から聴いていた自分が誇らしくなるくらいだ。明らかに時代の先を行っていたグループである。当時人気のあったドイツのクラフトワークなども私は聴いていたが、正直に言って、YMOのほうが偉大だと思う。

日本人の作る音楽にはあまり興味がないという人も(私自身そうだ)、YMOだけは一度ちゃんと聴いてみてほしい。
by raccocin | 2010-02-21 21:05 | 音楽とオーディオが好き


考えることが好きで、のんびり屋。5歳男児の父。音楽、映画、アート、コーヒー、それにワインを愛します。完全禁煙のお店も好き。


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