顔が良いかどうかを、今時の男子中学生は結構気にするらしい

先日、朝の通勤電車に乗っていて感じたこと。

私は、扉の前に立って、扉の上に付いている、企業のCMなどを流すディスプレイを見ていた。
そのとき、男子高校生(中学生かも)が扉横の手すりにもたれかかって立っていた。

私は、こうやって扉のところで内側を向いて立っている輩が好きではない。
どう考えても、乗り降りする客にとって(満員のときは周りの客にとっても)邪魔だ。
それに、こちらが扉のそばの吊り革につかまって立っているときなど、見られている気がして目障りだからだ(実際に目が合うこともある)。さらに言えば、どことなく自己顕示的な感じがするところも嫌いだ。

しばらくして、私がディスプレイから目を落として外を見ていると、その少年は顔をおもむろにこちらに向け、私を見た。そのときの目つきが嫌な感じだった。

「おっさん、それで、何?」とでも言いたげな顔なのだ。
別に私は少年を凝視していたわけでもなく、なぜ彼がこちらを見たのか分からないが、とにかくあれは人を不快にする目つきだった。

過去の経験から言って、こういうときはさっさと場所を移るのが、不快感をエスカレートさせない方法である。次の駅に着いたところで、私は車内のもっと奥のほうに移動した。

やがて電車は会社の最寄り駅に着き、私は駅のホームから階段を降りていった。
すると私の前を歩いている中学生とおぼしき少年が、隣にいる友人らしき少年に言った。

「自分の好きな顔が選べたらいいのにねえ」

私は思った。ほお、今時の中学生はそんなことを考えるのか。
私が同じような年の頃を思い返すと、そこまで自分の顔にコンプレックスを抱いてはいなかった。

と言っても、それは決して私がハンサムだったことを意味するのではない。そこまで顔について深く考える必要を感じなかったと言ったら良いだろうか。友人との間でも、もっと顔が良かったらなあ、などと話した記憶もあまりない。

単純に勉強ができるかとか、スポーツができるかとか、そういうことのほうに、より意識が向いていたように思う。

今はイケメンなどという言葉が定着している時代だ。若者は「モテ」ということを非常に意識するようになっているとも、どこかで読んだことがある。

そういう時代に生きていると、自分はイケメンではないとか、モテないとか感じている男子は、必要以上にコンプレックスを抱いてしまうのかもしれない。大変だなあ、と私は少し同情してしまった。

そういえば、車内で私を一瞥した彼は、イケメンの部類だったことを私は思い出した。
そのことが彼に変な自信を持たせていて、ああいう不遜な視線を人に向けたのかもしれない。そんなことを考えた。
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by raccocin | 2010-11-27 22:33 | 日々の雑感または身辺雑記


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